今回のアジア長期遠征も一ヶ月が経過しました。
その間に100槍だったり防御46の金箔飾兜?だったりを奪ったり改良フルリグド?だったり見慣れないモンも取れたりしたが、とりあえず上納換金額と現金収入だけで軽く300M以上は稼いでる。
悪名27000くらいだが、このへんになると20日に1回ペースで狩り続けても増えないので、むしろ回遊型海賊のオレだと今以上に増える事も無いと言う意味ではノーペナルティみたいな感覚になる。
…いや、まぁ沈めば18Mくらいは消えんだけど、比較にならんほど稼いでっから痛くもない。
つーか最近は板なしで2-2死んでだのとタイマン負けくらいで他は沈まず活動できてるんで意外と財布は暖かい。
ジャカルタを出たらイスパの装甲戦列の白ネがおりました。
青ゾーン出てこないからシカトしてたんだけど、ふと振り返ると出てきてたのでUターンして交戦。
砲術家の装甲戦列なので、いうなりゃプロレスラーvsボクサーみたいな異種格闘技戦。
オレの記憶が確かなら模擬大会かなんかに名前を見た記憶がある人だった気はする。装甲戦列のスペックも完全に模擬仕様のスキルだ。
ウチのデブあたりなら常連だから知ってるかもしれん。
しかし外洋には戦列模擬屋殺しの技が発達しておる。
甲板戦に突入する用意ができました
甲板戦に突入します!
一応は獅子鎧とか相応の装備はしてたみたいだが、こちとら使いたくて仕方が無かった100槍(勝手に『蜻蛉切り』と名づけた)装備である。
実戦経験も徐々にではあるが積んではいる。
最後は恐ろしい距離からオレの槍投げが炸裂して撃破(´_ゝ`)y-~~
しかし、相変わらず甲板はあんま勝った気がしねーけど。
外洋タイマンで装甲戦列乗るなら障壁つけるか陸戦鍛えなさい。
自衛手段として鍛えた陸戦だが、陸上練達者に比べりゃまだ中級くらいのオレでも結構勝てるもんだ。
その後は獲物も少なくイマイチだったが、寝ようとしたらポルのけんちき発見。
最近はアサシンとコンビで動いてる事が多いんだが、5人艦隊なんかは放っときゃホロ行くから大した脅威じゃないが、このコンビは最近のオレの中じゃSランクの要注意コンビである。
この日は時間も遅いし一人だった。
過去何度も殺してるけんちきだが、前回は26人vs6人という圧倒的優勢から逆転のカウンターで負けてるので前回のオトシマエだけはつけなきゃならん。
○けんちき戦双方フィリだったかな。
オレはカロ2基キャノン3基の混成。
最近は目新しい戦術の開拓の為に色々と試してる。
けんちきはキャノン。
途中で機雷戦のショートメリゴに持ち込まれるが、むしろこれはオレの昔の勝ちパターンに使ってたくらいなのでトコトン付き合う。
ログを追いながら修理と外科の間に料理挟み始めて処理が鈍り始めたのを見計らって並走に持ち込み混乱白兵。
統率と修理が遅れたのは行動力切れだろう。
機雷旋回戦に慣れないと陥るトラップである。

まぁ早期決着を急ぎがちな最近のオレの目論見どおり早々に決着はついた
さて…ここ数日色々な奴と話した中で何となく思ったこととか、話の内容をまとめて書いてみる。
突然ですが、外洋の勝利条件ってなんでしょう?
ルールなんぞ無いのでイーブンコンディションで始まるケースばかりじゃないわけで、勝敗の定義も一つしかない。
『旗艦が沈んだほうが負け』
逆に言えば旗艦さえ沈まなきゃ負けないんですよ。
まぁオレの中で模擬と外洋戦の一番の違いは旗艦の動きとか役目だと思っとります。
色付き艦隊の場合は旗艦が沈むと交戦禁止マークがつく。
模擬の中での『優秀な旗艦』がどういう旗艦かってのは人によって様々に言うと思うんだが、オレの中では外洋じゃ
"とにかく死なない奴"が優秀な旗艦だと思ってる。
考えてみ?
旗艦てのは軍で言えば指揮官さね。
戦場で指揮官の仕事は、勝ってるときは必ず勝ち、負け戦での仕事は『味方を一人でも生かして帰すこと』だとオレは思ってる。
旗艦の判断一つで死なんでいい味方を殺す事もあるしな。
形勢不利で3回撤退しようが4回目に敵の旗艦を沈めれば勝ちは勝ち。
まぁ、あれですよ。経過どうでも結果が良ければOKなのが外洋戦なんで、頭柔らかくして「今いる面子で現状打破する方法」をアドリブ効かせて考えられんとイカンと思いますよ。
例えば天狼なんか艦隊メンバーも足りないし、たまに補充要員入れて組んだって、毎日模擬してるような艦隊と比べりゃ5回やれば4回負けてもおかしくない相手とかもいたわけだ。
一度負けたらバッテンついて自分からは交戦できないので、勝ち逃げされることもある。
そういう相手に『外洋で勝つ』為には負けそうな4回撤退して5回目で敵の旗艦を殺す方法を考えりゃいい。
5戦5勝を狙いに行けない戦力なら5戦4撤退1勝でいいのだ。
逆に自分たちが強けりゃ手段も目的も変わるけど、弱者が強者に勝つ為には強者の真似したって勝てんので弱者の兵法ってのがあるんじゃないかと。
項羽と劉邦の話と同じ。
「強いのはどっちだ?」と聞かれりゃ10人中10人は項羽と答えるでしょう。劉邦は項羽に負け続けたしな。
じゃあ「この二人の戦争で勝ったのはどっち?」と聞かれりゃ、それは歴史が示すとおりだ。
劉邦は何度負けても死なず、何度でも項羽と戦い、最初で最後の一勝で項羽は死んだ。
外洋で本当に強い艦隊ってのはオレ思うに『一度勝つまで一度も負けないでいられる』艦隊だと思うよ。
そこでおかわり行くかどうかは双方の戦力次第だけどな。
バッテンついた海賊の存在価値なんか強襲型NPC以下である(´_ゝ`)
コロンブスの卵じゃねーけど、ブーストだの耐久だの机上理論で頭ガチガチに硬化してると見えないモノはたくさんありまっせ?
試合に負けても勝負に勝てばいいのだ。
自分一人のときに3人艦隊に封鎖された状況だとしたら、脱出に成功すれば勝ちだろう。
その場でその方法をいくつか考えられる能力は外洋にいないと育たんと思う。
ウチのジェーンとかは、封鎖されても追従切ってる奴に仕掛けて仲間が入る前に甲板で殺すくらいの試みを平気でやる(´_ゝ`)
以前は5人相手に突貫して追跡してくる旗艦をラムとキャノンで一本釣りなんて事もしてたようだ( ゚,_ゝ゚)
成功率は高くないが、そうでもしないと街から出られないんだから損得勘定や理屈は度外視してやるしかないのであるw
戦って勝つことでライバルの排除なり金品なり身の安全なり、何かしら意味と獲るものがあるのが外洋戦。
まぁホロとかナッソーで数揃えてヨーイドンやってるのは単に金かけて模擬してるようなもんなので、外洋実戦ってのとは少し違うカテゴリーにオレは入れてっけど。
勝つ意味とバッテンの持つ意味の薄さが他の海域と違い0に近いという手軽さが利点だろう。あまり細かい事考えないで戦える。
元は外洋はノールールだったんだが、最近のホロは少し様相が変わったのか、ちょい前に暇潰しに行ったら数少ない側からこっち一人多いことを指摘されてからはアホくさくなって行ってねーけどw
で、なんで外洋戦の話をしたかってと。
オレがアジアに滞在始めてから結構な期間が経過するが、もう何度も何度も遭遇するポルトガル人がおります。
オレは勝手に『日本前職人』と呼んでるけどw
遭遇するたびに乗艦が日本前。
そして必ず武装してて、副官船も相応の軍船。
専用艦スキルで重量砲撃がついてるので、対人…というか対PK想定だろう。
対人戦は嫌いじゃなさそうだが、向こうから仕掛けてくる事はない。
ただオレから仕掛けると応戦してきて、ラインを抜ける素振りも無い。
応戦してくる奴は結構居るが、大体は撤退狙いが多いんだけど、この日本前職人はオレが仕掛けるときはオレを殺す気で向かってくる。
でも自分からは仕掛けてこないので、オレが仕掛けないとそのままの航路で去っていく。
自発的に仕掛けては来ない以上は彼の生態は世間でいうPKKではない。
しかしオレから仕掛けた場合は白ネなら負けそうになれば上納を使って戦闘を終わらせることができるはずだが、彼はそれもない。
いい加減何度も会うので双方とも微妙に顔なじみではあっても、特に深く会話を交わしたことが無いので彼の真意は不明であるが、今までの言動や行動から彼を分析したオレの出した結論。
ようするにこの日本前職人は戦闘サークルなんて小さな試合の勝ち負けじゃなく、結果的に自分の目的は達することができるかどうかという勝負に勝つことを目指してるんだろう。
単なる戦闘好きで戦闘が目的なら他の船に乗る。
彼の目的はあくまで移動であり交易である。
ただ、非武装快速船で頭下げながら上納差し出して負けを認めるのは彼の中では負けなのだろう。
日本前という船はオレも詳しく無かったんだが、あまりに彼がこだわるので調べてみたら、カテゴリは商船部類のくせにスペックはオールラウンダー船である。なんで商船に司令塔がつくんだと。
和製商大ガレオンに近いが、明らかに速く風向きも選ばない。
戦闘サークルを抜けないのは、危険海域の戦闘システムを理解したうえで、撤退して1分の緑旗では漕ぎ加速に負けて再交戦されるのを知ってるからだろう。
現に距離を取って抜けれるケースでは抜けてった。
海賊の居る海で海賊に負けずに自分の目的地まで移動する事が彼の目的であり、その為に遭遇時に戦えるだけの武器は持つが、やらんでいいならやらんという事だろう。
何度も遭遇するので最近じゃ互いにわかってきて、海域にオレがいるときは彼もいつものコースを通らず別ルート使う。
オレもオレで心得てきたもんで、検索かかると「今日はこっちだべ」てな具合に互いに裏をかいたら表でハチ合わせて「!!」みたいな(´_ゝ`)
まぁ船が船なので重量さえ凌げれば毎回オレが勝つ。意外とちゃんと武装してるから砲は普通に痛いんだけどなw
そして彼の副官は毎回必ずオレの副官インギーに負ける。
単に戦闘に勝つだけなら戦列なりロワなり乗るが、本来の目的を曲げて戦ってたんじゃ本末転倒だ。
まぁ彼の目的が日本前にこだわる事なのか、速度や火力の実益を見て選んだ船なのかは知らんが、少なくともオレと彼の勝負は模擬やタイマンのような戦闘サークルの結果ではない。
外洋は人それぞれ勝ち負けの定義が違う。
商人は戦闘結果どうだろうが積荷を守れば試合に負けても勝負には負けてないだろう。
冒険家は自分の快速船で封鎖をかい潜って高笑いしながら脱出できれば勝ちだろう。
オレとこの日本前職人の戦いは、オレの中じゃ彼が日本前を降りたらオレの勝ちかなと思ってる。
毎度ながらの手痛い反撃の割りに少ない実入りにオレが彼を追わなくなった、仕掛けなくなったらオレの負けかな。
拿捕った沈めたってのとは別の戦いになりつつある。
外洋は旗艦が沈んだら負けである。
ただ、それとは別の勝ち負けもある。
その昔、ホロやナッソーの前で何勝何敗で勝ち越した、負け越したなんてミクロな記事を書いてた頃は見えなかった戦いもあるってのは最近やっと気付いたんだけどな。
追いかけっこや隠れんぼみたいな原始的な戦いができるのは海賊の特権かもしれんw
- 2011/01/26(水) 01:31:38|
- 海賊
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